すずめ歯科院長 鈴木宏治のブログ
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最新の研究結果から考える「虫歯」と「歯周病」

12/12に、「齲蝕と歯周病の最新の病因論ーパラダイムシフトとその背景ー」というタイトルで、東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の高橋教授にご講演いただきました。

 

高橋教授は、私が学生の頃から生化学の教授で、先輩方からとても優秀な人とお聞きしていましたが、実際に、世界でも著名な研究者であり、人格者でもあります。

 

今回のご講演では、ご自身の研究結果も交えて、とてもロジカルで、新しい情報も含めた話を聞かせていただき、知識のアップデートができましたので、シンプルに列挙させていただき、皆さんにも参考にしていただこうと思います。

 

我々の身体の中で、最も細菌が高密度で存在しているのが、我々歯科が扱う、お口の中です。また、お口の中でも、歯茎の上と下では、環境が大きく変わるため、この細菌について考える際には、歯茎の上と下で分けて考える必要があります。

 

お口の中にある約500種の細菌の中で、歯茎の上で我々にとって不都合な働きをするのが、虫歯の原因になる細菌達です。

この細菌の中で有名な菌がミュータンス菌ですが、実際に歯を溶かす酸を作る菌はミュータンスだけではありません。今後も他の菌が見つかるかもしれませんが、ミュータンス菌以外のstreptococcusと、actinomycesが、はじめに歯を溶かす酸を産生して虫歯を作っていきます。

この酸が増えると、streptococcusもactinomycesもpHが下がった環境で生きていくのが難しくなり、数が減ってしまいます。

代わりに、酸性の環境で生き残ることができる、ミュータンスやlactobacillusがバトンタッチして虫歯をさらに進行させています。

 

歯茎の下で、悪さをするのは、歯周病の菌ですが、こちらの菌は砂糖ではなく、血液成分のタンパク質を栄養源にしています。

歯周病の原因菌として有名な菌には、PG菌がありますが、このP.g菌は酸素のあるところでは生存しにくいため、はじめにFusobacterium nucleatumやPrevotella intermediaという菌が働きます。

F.n菌やP.i菌は砂糖も栄養源にできるため、歯周病が進んでいない状態でも生存することができます。

さらに、もう1つの栄養であるタンパクが存在すると、酸を中性化することができ、歯茎の下で酸素が届かない空間ができてくると、P.g菌が増殖するというように、歯茎の上と同じように、バトンタッチして歯周病をさらに進めていきます。

 

また、細菌の研究で分かったことも列挙していきます。

インプラントの材料でもあるチタンでも、その表面に細菌が付着すると菌の活動により、腐食していくことが分かっています。

 

虫歯予防のフッ素のお薬は、菌が酸を産生する働きを抑制していることが真実だということも分かっています。

また、キシリトールは、菌が酸を産生する働きを抑制できないことも分かりました。(砂糖の代わりの甘味料として、菌の栄養にならない甘味料ではあります)

 

また、口の中の細菌がアルコールをアセトアルデヒドに変えることや、野菜の中に含まれる硝酸塩を亜硝酸塩に変化させることも分かっているようです。

 

今まで分かっていることの、データに基づいた再確認と、新規の情報のアップデートができたため、歯科の分野の2大疾患について認識が深まるとても貴重な体験になりました。

がん治療前後の歯科治療

12/7に、周術期講演会に参加させていただきました。

meiji seika ファルマ株式会社の中野さんから、エピシルという、がんの治療後に生じる口腔粘膜炎に対する保護材についての説明をしていただきました。

口腔粘膜炎は、症状が強いとがん治療も中断してしまうことがあるので、口腔粘膜炎に効果的なこの保護材は、とても有用だと感じられました。

 

仙台医療センターの歯科衛生士、平吹さんから、「口腔粘膜炎に対するエピシルの使用について」というタイトルで、仙台医療センターさんで、どのように口腔粘膜炎に対処しているのか教えていただきました。

 

東北大学大学院歯学研究科の予防歯科学の岩永先生からは、「がん治療に伴う口腔粘膜炎対策〜当院での口腔粘膜保護材(エピシル)の使用経験〜」というタイトルで、大学病院での対処法についてもお話をしていただきました。

 

エピシルは最近、保険収載された材料なので、実際にどのように患者さんが効果を感じて、病院の先生方がどのように使用しているのかという情報は、今後使用する際にとても参考になります。

 

「すずめ歯科」でも、口腔粘膜炎で困っている周術期の患者さんがいらっしゃれば、この講演会を参考にさせていただこうと思います。

スズと虫歯予防

12/5に、株式会社能作の能作社長の特別講演会に参加させていただきました。

能作さんは、鋳物の工場を柱とする会社ですが、本社工場のツアーを行ったり、地域活性にも積極的のようです。

 

能作さんの、今までの経営のスタンスなどの話も面白く、伝統産業を少し変化させて現代的にしたりする発想の転換も勉強になりましたが、今回、歯科にも関係する話があったので、少し紹介させていただきます。

 

虫歯の予防に効果のあるフッ化物には、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一スズの3種類あります。

「すずめ歯科」では、この3種類に対応する歯磨剤も販売していますが、そのうちの一つのフッ化第一スズは、お口の中の菌を減らす効果もあります。

 

株式会社能作さんでは、100%のスズを鋳造して作った、曲がる食器などもあるそうですが、スズには、光触媒で味を変える効果があるらしくお酒の味が美味しくなったりするそうです。

さらに、このスズには、抗菌活性もあるそうで、色々な菌を99%以上減少させる実験結果もあるそうです。その中でも、99.9%の抗菌活性を認める菌があるのですが、それが「ミュータンス菌」だそうです。

 

フッ化第一スズの菌を減らす効果は、この抗菌活性に由来するのではないでしょうか。

歯科と直接関係のない講演会でも、色々と繋がってきます。やはり、多分野の情報をインプットするのはとても勉強になることが分かりました。

 

フッ化第一スズの入っている歯磨剤が気になった方は、受付で聞いてみてください。

総入れ歯の勉強会

12/1に、総入れ歯のスタディーグループ:五反田会さんのオープンセミナーに参加させていただきました。[The Next Generation Complete Denture]というタイトルで、河原先生というリマウントという方法で著名な先生のノウハウに熟知した、九州の技工士の古賀さんから「臨床が変わる!義歯新製時こそ重要な旧義歯リマウント調整」。

歯周病治療などでもご活躍の矯正医、綿引先生の「矯正専門医から診た総義歯診療とは?〜矯正診断学の総義歯治療への応用〜」。

世界一とも言われる技工士の岩城さんの「e-dentureシステムのご紹介」。

入れ歯の専門医として新進気鋭の松丸先生からは「The Clinical Priority for Good Complete Denture Construction」。

岩城さんのBPSエステティックデンチャーを極めるを受講され、その後オブザーバーとしてご活躍の技工士の田中さんからは「DrとDtの共通認識で患者満足度を上げる〜特に咬合調整について〜」。

五反田会の若手歯科医師の大滝先生からは「下顎義歯の外形が浮き上がりに影響する〜治療用義歯により機能回復後、回復した機能に合わせた義歯の外形調整を行うことで義歯吸着に成功した症例〜」。

五反田会代表の相澤先生からは、「ボーダーを超えてゆけ!〜自費治療、印象、患者満足度の観点から〜」

九州の病院歯科でお勤めの鈴木先生からは、「義歯と舌圧と私」

ランチョンセミナーとして、北海道で自費診療のみを行っている歯科医院で活躍されている衛生士の北山さんからは、「当院のカウンセリングの取り組みと有床義歯カウンセリング成約500症例の軌跡(奇跡)〜2001年12月開業から2019年6月までの18年6ヶ月の歩み〜」

 

以上、9名もの方からのボリュームたっぷりな講演を聞かせていただきました。

 

古賀さんからは、河原先生のリマウント(入れ歯の噛み合わせを確認し、咬合器と呼ばれる装置に、付け直して、噛み合わせの調整を行う方法)の際に、どのように噛み合わせを調整しているのかという話を実例を交えて聞かせていただきました。会場にいた、入れ歯の治療で有名な知人の先生は、その場で河原先生の書籍を購入していました。

 

綿引先生は、矯正医としての視点から、矯正医として有名なDr.Angleは元々入れ歯の教授だったのが、矯正の教授になったことも例に挙げて、矯正と入れ歯の話をしていただきました。綿引先生は、入れ歯の方にもMFTという筋肉の訓練が必要ではないかと提唱されていました。また、骨格により、メインの噛む筋肉が異なる話も興味深かったです。8020を達成している方に、噛み合わせの違いは無いようですが、下の顎が大きい、俗に言う「しゃくれている」方に、8020を達成している方がいなかったという論文を紹介されていたので、私も読んでみようと思いました。

 

岩城さんからは、ご自身の開発したe-dentureというシステムの紹介をしていただきましたが、岩城さんがどう考えて入れ歯を作っているのかが分かるご講演でした。

 

ランチョンセミナーでお話をされた北山さんは、勤務されているクリニックの実際についてお話をいただきましたが、他の歯科医院の経営の話を聞くことはあまりないので、貴重な情報をいただきました。

 

松丸先生は、総入れ歯の治療のみをされていて、技工士さんのように義歯まで作ってしまう、とても技術も知識も高い先生ですが、総入れ歯を作るに当たって、ベーシックで重要な知識と技術について惜し気もなく披露していただきました。松丸先生のご講演はいつもスタイリッシュで、分かりやすく、公園のスタイルについてもとても勉強になります。

 

田中さんは、ご自身が立ち会って入れ歯を作る際の実例を動画でもたくさん見せていただき、参考になる点がたくさんありました。

 

大滝先生は、総入れ歯の内容としては、一般的なものでしたが、お若い先生なのにとても熱意のあるご講演で、頑張っているなぁというのが見える、フレッシュなお話でした。

 

相澤先生は、保険の入れ歯は2年の耐用年数しかないというデータを紹介していただき、ちゃんとした入れ歯を作るには、時間も技工士さんの労力も、材料のコストもかかるので、患者さんに自費の入れ歯についてきちんと説明すべきというお話をしていただきました。また、ご自身は「人のパクリ」と揶揄していましたが、色々な先生のノウハウを学んで、ミックスして現在の診療体系を作られているということでしたが、その中で私も気になっていた諏訪先生のお話が出ていました。諏訪先生が書籍を出版されていることを知らなかったため、早速注文しようと思っています。

 

鈴木先生は、入れ歯というよりも、舌の力が食べるためにいかに重要かということを、実例に基づき、お話をしていただきました。「すずめ歯科」でも、舌圧の検査をしたりしていますが、これからは20kPaより下だと、固形の食物を食べられなくなる可能性が高いということ、16.8kPa以下の数値ですと、命のリスクも高くなってしまうことをお話して、舌の力の重要性を伝えていこうと思います。

 

盛り沢山の内容で、長時間のセミナーでしたが、それぞれ違った視点で、総入れ歯について熱く語っていらっしゃいましたが、安易にインプラントを行うのではなく、入れ歯というものをきちんと理解していくことの重要性を改めて認識させていただける、とても勉強になる1日でした。

超高齢社会と歯周病

11/30に、松本歯科大学歯学部歯科保存学講座の吉成教授の「超高齢社会を生き抜く歯周病予防・治療の考え方」という演題の講演会に参加させていただきました。

 

吉成教授から、老化によって起こる問題と、歯周病との関連を中心に幅広いお話を聞かせていただきました。広範囲なお話でしたので、講演の中で私が気になった内容を列挙させていただきます。

 

・歯周病の悪化に大きな役割を果たすPG菌が、ラクナ梗塞(脳の細い血管で起こる梗塞)に関連しているということが分かってきた。

 

・健康な国としては、1位スペイン、2位イタリア、3位アイスランドに続いて、日本は4位というデータがあり、アジアでは最も健康な国と言われているようです。

 

・上の「健康な国」という内容に関連していると思いますが、世界の医療の評価で、日本はほとんどの分野でA評価とされています。喫煙率と関連していると思われますが、呼吸器系に関してのみC評価のようです。また、面白いことに、国民の自己評価はDのようで、日本人は自分達の医療が低水準と思っているのに反して、現実は世界的にも優秀な医療環境にあるようです。

 

・歯周病により、炎症が起こると、毛細血管の増殖が起こり、毛細血管を通り、菌が全身へ移動することで、「アルツハイマー型認知症」「がん」に関連しているということが分かってきたようです。

 

・「肥満」「高血圧症」「心臓血管症」といった生活習慣病が、認知症や転倒による骨折に影響し、そこから介護が必要になる状態へ移行します。生活習慣病には歯周病が影響しているとも考えられているようです。

 

・医科の先生は、歯周病の指標があまり分からないため、歯の残っている本数を指標にしているのですが、それでは病態が分からないので、医科歯科の共通認識にするための、歯周病の炎症の指標としてPISAというものが使われる予定。

 

・歯周ポケットが4mm以上(歯周病が進んでいる)の部分がある人の割合は、10 代でも、20代でも、さらにどの世代でも増加しており、以前よりも歯周病が進んでいる人が増えていると考えられるようです。

 

・加齢に伴い歯茎が下がると思われていますが、解剖学の先生は歯茎が下がるのは100歳でも1mm程度だと仰っているので、歯茎が下がるのは、加齢だけの問題ではないと考えられるようです。

 

以上の話を、私がまとめると、日本の医療は世界的にも高水準ではありますが、歯周病に関しては進んでしまっている傾向にあり、この状況では、生活習慣病の方も増加し、超高齢化の状況で、長生きはしていますが、寝たきりの状態の方が増加する恐れがあると考えられます。そうならないように、早いうちに対処する必要があるようです。

東洋医学と入れ歯

11/23に、「チェアサイドでやる 義歯の超カスタマイズ」というタイトルで、埼玉で活躍されている、技工士で鍼灸師の丸山先生から、入れ歯の調整についてご講演いただきました。

 

丸山さんについては、以前からお話を聞いていて、保険外の診療ばかり行っている歯科医院で、2つの資格を利用して患者さんに満足していただいていることは存じていたため、とても楽しみにしていたセミナーでした。

 

大学病院の歯科で、セラミックの被せ物をメインにやられた後に、鍼灸師の資格を取られて、実際に鍼灸師としても活躍し、現在は入れ歯と、鍼灸師の2つのステージで切磋琢磨されているというご経歴のようです。

 

はじめに、鍼灸師という立場から、東洋医学についてのお話をしていただきましたが、不定愁訴と呼ばれる、はっきりとした病気ではないけれども調子の悪い未病についての対応や、診断について東洋医学での考え方をお話ししていただきました。私は俗に言う、西洋医学としての歯科を学んできたため、東洋医学に関しては全く知識がなかったため、とても面白いお話だと思いました。特に、患者さんからのお話を聞いて、全身の状態を含めた病態を考えるというのは、実際に問診を行う際に利用できる考え方ではないかと感じました。

 

また、入れ歯に対して違和感を感じるのは、どうしてなのかということを、舌を中心に考えて対応する方法についてもお話をいただきました。入れ歯を窮屈に感じるのは、舌のスペースがないことが1つの原因です。

また、舌は発音や飲み込みにも関係するため、発音しにくかったり、飲み込みにくい場合には、やはり入れ歯の形を、舌を主役にしたイメージを持つことが重要だということを実感できました。

 

臨床的にとても有用なセミナーでしたが、一番盛り上がっていたのは、鍼を打ってみたり、体のコリなどの確認と、改善を鍼灸師の方が実際にやっている部分でした。

 

やはり、皆さん、知識欲があるので、知らないものを見たときには盛り上がるのだなと分かる光景でした。

認知症について学ぶ

 

11/21に、歯科医師認知症対応力向上研修会を受講させていただきました。上の写真は、その際にいただいた修了証書です。

はじめにお話をしていただいた東北大学の服部教授からは、歯科医師認知症対応力向上研修テキストの内容だったため、他の研修会でも複数受講したものと重複しており、復習をしている感じでした。

 

続いて、仙台市地域包括ケア推進課の千葉さんから、仙台市の認知症施策についてのお話をいただきましたが、参考になるデータがありましたので、列挙させていただきます。

 

全国の65歳以上人口は、そう人口に対して28.3%で、宮城県は27.5%、仙台市は23.7%というのが平成31年4月のデータのようで、全国の平均よりも高齢化率は進んでいないようなので、認知症の方の人口比率もやや少ないのではと推測されます。

「糖尿病」の有病率と「認知症」の有病率には相関があるそうなので、そこから類推すると、今後仙台市の認知症高齢者の数は増加していくと考えられます。

 

仙台市の認知症サポーターの養成講座を受講した方の数は、平成30年度までで、のべ83,632人いらっしゃるようで、毎年約1万人ずつ増加しているようです。現在は、認知症パートナー講座というものも開催しているようです。

 

太白区では、仙台西多賀病院さんが、認知症疾患医療センターになっているようです。

 

認知症かな?と思った時の相談は、「地域包括支援センター」「太白区障害高齢課」「仙台西多賀病院(医療の相談)」「物忘れ電話相談(022ー263ー5091(介護の相談)」「おれんじドア(認証のご本人)」「認知症カフェ」にされると言いそうです。

 

認知症は、誰もがそうなる可能性のあるものですので、ご家族やご本人で、気になる方は、気楽に相談してみるのも良いのではないでしょうか

 

 

QLFを利用した歯科診療

11/12に、CLSという歯科のスタディーグループに参加させていただきました。

今回は、東北大学の学生だった際に、予防歯科で教員としてご指導いただき、現在は市内で開業されている甲田先生から、「QLF(光誘導蛍光定量法)の臨床における有用性ー予防歯科診療を中心に」というタイトルで、QLFを実際に診療で使用している実例を交えてお話を聞かせていただきました。

 

QLFとは、Qray(青紫色の波長405nmの可視光線)を歯に当てて、初期のう蝕を可視化する方法です。Qrayを当てることで、ポルフィリンが含まれいているバイオフィルム(細菌の塊)を赤く蛍光発色することも確認されているため、虫歯と、最近を視覚化することができ、お口の中の状態を色で確認することができるようです。

 

甲田先生のお話によると、直接、お口の中を色素で染めなくても、汚れが可視化できるため、従来の方法のデメリットがなく、お口の清掃状態が確認できるということです。

また、エックス線を当てなくても虫歯の検出が可能とのことです。(この機器での診断は現状認められていないようなので、QLFで虫歯が確認できたところを、エックス線で再度確認し、確定診断をする必要があるとは思います。)

 

歯医者さんで虫歯の治療をする際に、虫歯が残っていないかを確認するために、虫歯を染めるお薬を塗って確認していると思いますが、その確認もQLFでできるようです。

 

二次う蝕と呼ばれる、治療をしている歯の、銀歯や詰め物と歯の境目にできる虫歯に関してもQLFで確認できるようですので、使い勝手は良さそうです。

 

科学の進歩と共に、色々な治療を補助する機器ができていますが、有用なのか、そうでないのか。根拠があるのか、無いのかということを客観的に分析していく必要があるのだなぁと改めて学ばせていただきました。

歯周病の専門的な治療


11/10に、全国で講演会をされている、歯周病治療で有名な、札幌の池田先生のセミナーに参加させていただきました。毎月参加させていただき、今回は6回のコースの最終日でした。

最終日ということで、札幌のLe Gentilhommeというフレンチのお店で、修了式もあったのですが、その際に池田先生と一緒に写真を撮らせていただいたのが、1枚目の写真です。修了証書が、2枚目の写真ですが、こちらも頂くことができました。

 

本日は、最終日ということで、歯周病治療が一段落した後の、メインテナンスに関して、どう考えて、どのように対処するのかということを教えていただきました。

歯周病の治療は、治癒してもらうことや、安定した状態になることはゴールではなく、そこから歯周病が進まないようにするというステージのスタートになるということが認識できました。

 

池田先生と、先生の歯科医院の歯科衛生士の佐藤さんから、歯周病の治療についてのベースになる知識と技術をたくさん学ばせていただきました。この考えを基に、スタッフさん達のスキルアップをして、「すずめ歯科」の歯周病の治療のクオリティをさらに上げていきます

インプラントのための、粘膜組織の対処法について

11/7に、ITI SCに参加させていただきました。ITIは、インプラントメーカーさんで、数年前の論文で、最も生着が良いインプラントということで話題になったメーカーさんです。

 

ITIユーザーの先生達の勉強会でしたが、歯周病の外科手術について教えていただき、お世話になっている神奈川歯科大学の児玉教授が、仙台で御講演されるとのことで、教授からご紹介していただいたため、参加させていただきました。

 

メインはインプラントを行う際に、骨だけではなく、粘膜をしっかりと診断して、処置を行うというものでしたが、「歯周病治療・インプラント治療におけるティッシュマネージメント」というタイトルに見合う内容で、歯周病治療においても、どのように粘膜をコントロールするかということと、材料の違い、使い方についても細かく教えていただきました。

 

夏に、外科処置の実習で、教えていただきましたが、来年もまた横浜まで出向いて勉強させていただこうと思いました。